御節料理(日本年菜)
御節料理(日本年菜)
御節料理とは、日本で新暦元旦に食べる重箱に詰められた料理のことです。
御節料理の食材やメニューには「五穀豊穣」「無病息災」「子孫繁栄」等の願いが込められており、「目出度さを重ねる」という意味を込めて重箱に詰められています。
御節料理(日本年菜)在日本是指國曆1月1號吃的年菜,食物會裝在日本的重箱(木盒)裡。年節料理的食材和菜單具有「五穀豐登」「無病無災」「子孫繁榮」等的願望。將年菜放入一層一層堆疊起來的木盒中, 有如累積幸運一般, 藉此來祈禱「累積幸運」。
一の重(第一層)
一の重(第一層)御節の主役の祝い肴の段です(年菜上慶祝菜肴層的主角)
●数の子(乾青魚子)=鯡魚卵
「二親健在」の「二親」の発音が「鯡」と同じことから、両親が健在で子孫が繁栄するという意味があります。
因為「二親健在」的「二親」的日文發音和「鯡魚」相同,所以有雙親健在、兒孫滿堂的意思。
●田作り(沙丁魚乾)
鰯が畑の肥料にされていたことから「五万米」とも言われます。
沙丁魚可以做成田裡的肥料,可稱呼為五万米(GOMAME)。
●黒豆(黑豆)
勤勉と丈夫という二つの意味があります。
有勤勞與壯實兩個意思。
●叩き牛蒡(牛蒡打碎後的煮物)
牛蒡のように深く根を張り子孫が繁栄することを願っています。
祝願子孫滿堂,像牛蒡一樣深深地向下紮根。
●伊達巻き(伊達卷)
昔のロール状の書物や掛け軸に似ているため、知識や文化の発展を願う意味があります。
形狀與古代卷狀的書籍和掛軸相似,有祈求知識和文化發展的意思。
●紅白蒲鉾(紅白魚糕)
紅は魔除け、白は清浄を意味し、お目出度い食べ物です。
紅色有辟邪的意思,而白色有純潔的意思,很吉利的食物。
●栗金団(板栗糰子)
勝ち栗とも呼ばれる縁起物で、金色に輝く金団は豊かな財産を願っています。
別名是「勝利栗子」的吉祥物,閃耀著金色的金團祝福家財萬貫。
●昆布巻き(海帶卷)
「喜ぶ」と「昆布」をかけ、喜びに満ちた1年になること願っています。
類似「高興(YOROKOBU)」和「海帶(KONBU)」的發音,祝願滿懷喜悅的一年。
二の重(第二層)
二の重(第二層)海の幸の焼き物を豪華に飾ります(用海產燒烤菜肴並奢華地裝飾)
●蝦(蝦)
蝦のように長生きできることを祈ります(蝦の曲がっている様子が老人の姿に似ているため)
祈求可以跟蝦子一樣長壽 (蝦子曲起身體的樣子就像老人彎腰駝背的姿勢)
●鰤(鰤魚)
鰤は成長ごとに名前が変わる「出世魚」なので、鰤のように出世することを願っています。
祝願能像鰤魚一樣能夠出人頭地。
●鯛(鯛魚)
鯛は「目出度い=目出鯛」をかけてお祝いの魚として使われます。
鯛魚(TAI)的日文發音有點類似「大喜(MEDETAI)」的發音,所以在慶祝的時候吃。
三の重(第三層)
三の重(第三層)煮物中心の惣菜を詰めます(裝以煮食為中心的熟食)
●蓮根(蓮藕)
蓮根には多数の穴が開いているため「将来が見通せますように」という願いが込められています。
蓮藕上有很多洞,祝願能看到未來。
●里芋(小芋頭)
里芋は連なって収穫されるため、子孫繁栄を象徴しています。
因為芋頭是連續收穫,象徵著子孫滿堂。
●慈姑(慈姑)
大きな芽がでた様子から「目出度い」という意味があります。
有著很大的芽,發芽=吉祥的意思。
●金柑(金柑)
金は財宝を表し、柑は幸運を表しています。
金表示財寶,柑表示好運。
与(四)の重(第四層)
与(四)の重(第四層)酢の物や和え物を詰めます(裝醋拌涼菜與拌菜等)
●紅白膾(涼拌紅白蘿蔔絲)
赤い人参と白い大根で「お祝い」の意味があり、根菜なので「しっかり根を張る」という意味もあります。
用紅色的紅蘿蔔與白色的蘿蔔有「慶祝」的意思,像根莖類蔬菜一樣「牢牢地扎根」的
意思。
●菊花蕪(菊花蕪)
菊は「邪気を払う」とされ、不老長寿の象徴です。
菊花可以驅邪,象徵著長生不老。
●長老喜(甘露子)
「千代呂木」とも書き、長寿を願っています。
別名稱為「千代呂木」,祝願長壽。
五の重(第五層)
五の重(第五層)空のまま何も入れません(空著,什麽也不放)
●控えの重とも呼ばれ、神様から授かった福を詰めるため、空のままにしておきます。
別名稱爲「備用的木盒」,爲了接受神授予的福氣而空著的。